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11月20日
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ヴァイオリニストのギル・シャハムさんによる

バッハの無伴奏のコンサートに行きました。

TVで拝見した江口玲さんとの柔らかい

演奏に好感を持ち、興味がありました。

ソロは、思っていたより超絶技巧的な演奏。

技術は最高、ブラインドタッチのような左手は

一流のスポーツ選手の美しい競技のよう。

しかしながら・・・。

私も絵描きの端くれとして、技術の大切さは

よく理解しているつもりなのですが、そして

高度な技術がなければ生み出せない創作が

存在することも理解しているつもりですが・・。

力(技術)は、「有ると使いたくなる」という

人の心理をくすぐり、技術の先走りした創作

をしばしば生み出してしまう気がします。

先日のギル・シャハムさんの演奏は

技巧の悩みよりも、詩情の不足に悩む私の

琴線にあまり触れるものではなく残念でした

sketch733

レディ・ラック : 非常にトゲの少ない品種のバラ

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